船と電気のお話

お久しぶりです。ふね検スタッフのしいがるです。
連日、暑いですねー
夜も蒸し暑い日が続いてエアコンを掛ける機会が多く、
電気代が気になる方も多いのではないでしょうか?

今日はそんな船と「電気」についてのお話です。

洋上を航海する船は、地上から電線をつなぐわけにはいかないので、
電気を作る設備を持っています。つまり船内に発電所があります。

船を進めるための主機(メインエンジン)とは全く別に、電気を作るため
専門に割り振られたエンジンが存在し、その回転運動を発電機に伝え、
電気エネルギーを作り出しています。そして作られた電気は必要な電圧
へと変圧され、隈なく張り巡らされた電線を通ってすべての場所へと送ら
れます。
灯りが煌々とつく船

現代の船は、航海するのに電力が必要不可欠になっています。主機は
脚だとすると、発電機は心臓で電気は血であると例えられます。
そのため、機関部で24時間体制の監視が行われています。

エンジンが使えても、発電機が止まってしまうと大変なことになります。
そうなってしまった状態のことを「ブラックアウト」といい、非常事態として
乗組員が総出で対処しなければなりません。

航行不能になって遭難する事態を避けるため、現代の外洋を航行する
船では複数の発電機を搭載することが法律で決められています。

また、大型船では、基本的に作った電気を貯めておくことができないので、
使用の如何にかかわらず電力が余ってしまいます。そのような状況のため、
多くの船では真水ほど節約に神経質にはならないようです。

エンジャー(機関士)さんが愛情込めて作った電気、
使って下さいね!
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