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フランシス・ドレーク

皆さんこんにちわ、ジャック・スパ郎です(^_^)

本日はサッカー日本代表のワールドカップ出場メンバーの発表日です。
日本代表はグループステージにおいて、初戦がドイツ代表と、2戦目がコスタリカ代表と、そして3戦目がスペイン代表とそれぞれ対戦します。
ドイツそしてスペインという2つの強豪国と同組となり、俗にいう「死の組」に入ってしまった日本代表ですが、果たして勝機はあるのでしょうか?

ところで、3戦目のスペイン代表のことを日本では「無敵艦隊」と呼んでいます。この無敵艦隊(アルマダ)と誰が呼び始めたのかについては諸説ありますが、
16世紀後半のスペイン国王フェリペ2世の時代に最盛期を迎えていたといわれています。

”一五八八年当時、フェリペ二世の統治するスペイン王国は、ヨーロッパのほかの国々にとって押しとどめることのできない勢力だった。スペイン陸軍はヨーロッパ大陸において最高の兵士と兵器を備えた軍隊であり、フランス軍やネーデルラント軍、イスラム軍との一連の戦いで無敗を誇ると広く知られていた。スペイン国王の海軍もまた華々しいものだった。スペイン海軍は強大な常備艦隊を保持し、その中には世界で最強の軍艦も数隻、含まれていた。”
引用:(アンガス・コンスタム(2011) 大森洋子訳 『スペイン無敵艦隊 エリザベス海軍とアルマダの戦い』 原書房 pp.58)

そんな無敵艦隊を撃退したといわれているのが、1588年の「アルマダの海戦」においてイギリス艦隊の副司令官を務めていた、
フランシス・ドレークです。

ドレークはいとこで奴隷承認のジョン・ホーキンズの下、船乗りになりました。
1568年、メキシコシティのサン・ファン・デ・ウルアに入港したホーキンズの船団はスペイン海軍からの奇襲を受け、
船団はほぼ壊滅状態になり、命からがら逃げ延びてイギリスへ帰還したドレークはこの事件をきっかけにスペインに復讐心を持つようになります。

この後、スペイン人に対する報復をスペイン人にしようと決意し、1570年から1573年までの間、ドレークは海賊として名を馳せ、敵国のスペイン人からは「悪魔の権化」を意味するドラゴン、
「エル・ドラケ」と呼ばれ恐れられていた一方、多くの部下からの信頼があるキャプテンの顔も持つなど様々なレッテルが張られていました。

1577年から1580年にかけて、ガレオン船「ゴールデン・ハインド」により、大西洋からマゼラン海峡を経て太平洋に進出し、
チリやペルー沿岸でスペインの植民地や船を襲い財宝を奪いつつ、フェルナンド・マゼランに次ぐ2人目の世界周航を果たします。
エリザベス女王はこの偉業を喜び、ドレークをナイトに叙任(「サー」の称号を授与)します。

ナイト叙任

ゴールデン・ハインドが持ち帰った財宝による収益は全部で60万ポンドであり、それは当時のイギリスの国庫歳入を上回り、
1588年の対スペイン戦争に要した額の2倍に相当する金額だったようです。

1588年のアルマダの海戦では、イギリス艦隊の副司令官を務め、火をつけた船を敵艦隊に送り込むという戦法(「火船」というそうです。)
という海賊らしい戦法をとり、スペイン艦隊を壊滅に追い込みます。

アルマダ


まさに「海賊王」とも呼べるような大暴れをしていたドレークですが、最期は赤痢に苦しめられて息を引き取ったそうです。

いかがでしたでしょうか?
サッカー日本代表もドレークのように奇襲を仕掛けて、無敵艦隊を倒してもらうことを期待しましょう!

【出典】
マイケルルイス著(1996) 幸田礼雅訳 『アルマダの戦い』 新評論
アンガス・コンスタム著(2011) 大森洋子訳 『スペイン無敵艦隊 エリザベス海軍とアルマダの戦い』 原書房
杉浦昭典著(1989) 『海賊キャプテン・ドレーク』 講談社

第19回船の文化検定(令和4年11月13日(日)開催)に挑戦される方々はぜひとも頑張ってくださいね♪
心より応援しております(^_^)
それでは、次の記事でお会いしましょう +゚。*(*´∀`*)*。゚+
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